あかねさんのデザインとか開発とかスタートアップとか

Webデザイン、エンジニアリングなどからビジネスのお話まで

Pokémon GOの批判意見にデザイナー(サービス開発者)として思うこと。

Pokémon GO、遂に日本でも公開されましたね!! 小さいころからポケモンだいすき、アニメもだいすき、ポリゴンショックにショックを受けた私も当然プレイしてみました。


やっぱり面白いなって思います。
引きこもりな私が外に出た、これだけでもすごいことだと思います。
リモートワーク中心な私が敢えて出社していますし。

そしてFacebookをはじめ、SNSポケモン一色です。
楽しい〜!! という意見が大半ですが、批判的な意見も結構見かけました。

純粋に「ゲームとしてつまらない」という意見も多いのですが、「このサービスはすぐに飽きられるだろう」「このインタフェースは無い」「チュートリアルがヘボい」なども見受けられました。
またそういった方の多くが自社でゲームやWebサービスを運営している方やデザイナーの方でした。

私もゲームなどサービス開発、デザインを仕事としてお請けすることがあるので、これらの方が仰りたいこともよくわかります。 ただ、実際にこのポケモンブームを見て改めて思います。

本当にユーザーさんに受けいられるものって、ネガティブ要素をポジティブ要素が凌駕するんだな〜って。

Pokémon GOの問題点はたくさんあります。 メモリをけっこう使う為かアプリが落ちやすいですし、充電もすぐ無くなります。 歩きスマホが危険といった問題もありますし、私有地がスポットになるなど挙げられないほどです。

でも、それを圧倒的に上回るサービスとしての面白さとユーザーの熱狂が今Pokémon GOにあります。

充電がすぐなくなるなんて致命的なことだと思うのですが、バッテリーのメーカーさんが大忙しになるくらいの事態なんて想像できませんでした。 すごいことですよね。


私もサービスを開発するとき、どうしても減点方式で考えてしまうんですね。 もちろんそれも大事ではあるのですが、どうすればユーザーさんがそのネガティブ要素を上回るほど熱狂してくれるか、を考えていかなければと思いました。
あ、あとサービス自体もですがやはりマーケティングやサービスリリースのタイミングなど、色々絶妙だなーと思います。
これを真似することは難しいですが、サービス設計の本質を今回改めて学ぶことができた気がします。